独立して飲食店を開業しようと考える場合、どんなタイプのお店で開業しようかと迷っている人もいるでしょう。

開業する店舗の選択肢は多いですが、その中にはたこ焼き屋での開業もあり得ます。

「たこ焼きが好き」「たこ焼きを作ってみたかった」といった思い入れや興味から開業するのもアリですが、開業するからには成功を目指したいものです。

そこで今回は、たこ焼き屋を開業して成功するためのコツについてお伝えします。

具体的には、開業にあたっての手続きや、個人店・フランチャイズ店などの開業形態別の特徴、開業に必要となる資金、さらに標準的な収入金額などについて説明していきます。

たこ焼き屋の開業にあたっては、紹介する成功のコツを参考にして開業準備を進めることをおすすめします。

たこ焼き屋を開業する意味と責任

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たこ焼き屋を開業するとは、自分が経営者となってたこ焼きという商品を用意して販売することです。

たこ焼きを売ってお客さんに食べてもらい「おいしい!」と思ってもらえれば、それが世の中に貢献したことになるでしょう。

また、自分で事業を行うことによって、創意工夫できる楽しさを味わえる可能性もあります。

経営者として手腕を振るうチャンスを手に入れることができ、事業が上手くいけば経済的な成功を得ることも可能です。

さらに、開業するということは人に雇われる立場ではなくビジネスオーナーになるということを意味します。

個人店で開業すれば、だれからも指示を受けることなく思った通りに仕事ができます。

その一方で、成功も失敗もすべて自分の責任ということになります。

会社員であれば上司や同僚が助けてくれたり、作業負荷を分散してくれたりといったことをしてもらえる可能性がありますが、開業した場合はそういった助けは期待できないでしょう。

商材がなんであれ、開業するということは、経営者となって事業のすべての責任を負う立場になることを自覚しておきましょう。

たこ焼き屋の経営スタイルはさまざま

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たこ焼き屋を開業するにあたっては、さまざまな経営スタイルがあることを理解して、自分にあったスタイルを選択する必要があります。

切り口は3つです。

1つ目は経営形態です。

経営形態は、個人で独立して事業を行う形態とフランチャイズチェ-ンに加入して事業をする形態があります。

個人開業の場合は、経営ノウハウを得て軌道に乗るまでが大変ですが、上手くいけば大きな経済的成功を手にできるメリットがあります。

フランチャイズのメリットは比較的早くに開業できることや経営ノウハウの指導を受けられることなどがあげられます。

デメリットは選んだフランチャイズによって成果が大きく変わることやロイヤリティ負担が発生することです。

2つ目の切り口はたこ焼きのみを扱うかどうかです。

専門店であれば味のこだわりが出しやすいメリットがあります。

デメリットはたこ焼き目的以外の集客が望めないことです。

一方、お好み焼きなども扱う場合は幅広い年代を集客対象とできます。

3つ目は店舗か屋台かです。

店舗は大きな店を構えられる魅力がありますが、立地が悪いと失敗する可能性もあります。

屋台は機動性が高いですが出店許可を得ることが大変な場合があるでしょう。

個人店とフランチャイズ店のたこ焼き屋開業資金

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たこ焼き屋を開業する場合、まとまった開業資金が必要になります。

自己資金だけで足りない場合は、金融機関からの借入や制度融資などを活用して資金を確保する必要があります。

開業資金は、経営形態や店舗規模によって変わってきます。

まず個人店を開業する場合ですが、小規模店舗であれば200万円、中規模店舗になると500万円程度かかるといわれています。

店舗の保証金や外装工事・内装工事、厨房設備費用そして開業時の宣伝コストなどがかかります。

居抜き物件を賃貸する場合は、内装・外装工事代や機器代が節約できますので、開業資金を抑えることができるでしょう。

フランチャイズで開業する場合は店舗規模により400~1000万円程度の開業資金が必要です。

主な資金内容は、フランチャイズ加盟金が50~200万円、内装・外装工事費200~500万円、厨房設備費50~300万円で、そのほかに食材補償費や店長研修費、開店諸費用がかかります。

店舗を構えてたこ焼き屋を開業するには数百万円の開業資金を覚悟する必要があるといえます。

100万円程度の資金で開業したい場合は、屋台での開業を検討してみましょう。

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何箱売ればよい?たこ焼き屋の開店後の収入

1411_thum_4たこ焼き屋を開業したあと、どの程度の収入が得られるのか知りたいという人も多いでしょう。

実際に開業に向けて進めている人であれば売上予測を行って事業計画を立てる必要もあります。

たとえば、たこ焼き1箱500円とした場合、1日50個売れると売上高は2万5000円、月25日稼働とすると月間売上高は62万5000円です。

どんな材料を使用するかにもよりますが、売価500円としたときの一般的な1箱当たりの粗利益は280円程度といわれていますので、1日の粗利は1万4000円、1カ月の粗利は35万円程度になるはずです。

ここから賃貸料などの固定費を引くとぎりぎり経営が成り立つラインといえそうです。

1日100個売れれば1日の売上高は5万円、月間売上高は125万円となり、粗利益も70万円となりますので、十分利益を確保できるでしょう。

ただし、フランチャイズ店であれば1日100箱以上の売上を確保することができる可能性が高くなりますが、個人店では1日100箱は高いハードルだといわれています。

個人店の場合は、採算がとれる売上を最低限確保し、さらに1日100箱を目指すことになるでしょう。

たこ焼き屋の開業時に求められる資格とは?

たこ焼き屋を開店するにあたっては、許可や資格者の配置などに関してもぬかりがないようにしておく必要があります。

たこ焼き屋は飲食店の一種ですので、所轄の保健所の食品衛生課に営業許可の申請を行うことが求められます。

許可を得るためには、施設要件や設備要件を満たす店舗や設備になっていなければいけません。

元飲食店の居抜き物件の場合はそれほど心配はいりませんが、スケルトン物件の内装工事などを行う場合は、保健所の求める要件を確認した上で工事内容を決める必要があります。

工事会社は飲食店工事を手掛けた経験がある会社を選ぶことをおすすめします。

また、飲食店では食品衛生責任者の資格を持っている人を店舗に配置することも求められます。

食品衛生責任者の資格は1日程度の講習を受けることで取得できますので、1人で営業する予定の人は開業前に取得しておく必要があるでしょう。

食品衛生責任者でなくても栄養士や調理師の資格があればよいことになっていますので、従業員を雇う予定がある場合はそういった資格を持っている人を採用するというやり方もあります。

たこ焼き屋を成功させる6つのコツ

たこ焼き店を成功させるためには6つのコツがあります。

1つ目は立地と物件選びです。

一等地などを選ぶ必要はありませんが、一定の人通りが確保できる立地は大切です。

物件についてはコストを抑える目的でスケルトン物件ではなく居抜き物件も候補に入れて探すことがポイントです。

2つ目はオリジナル商品の開発です。

「このお店でなければ食べられない」というたこ焼きを提供できればリピーターを確保できます。

リピーターの確保は長期的に経営を続けていくための大きな要素となりますので、オリジナル商品の開発を進めましょう。

3つ目は価格設定です。

高すぎても安すぎても問題があります。

原価や粗利の面から設定するだけでなく相場も見ながら決めることが重要です。

価格決定は経営者の重要な仕事の一つです。

4つ目は店構えや内装、看板そしてお店の雰囲気です。

ターゲット層に合ったものに仕上げましょう。

5つ目は広告宣伝や販売促進です。

さまざまな手法がありますが、コストのかけすぎには注意が必要です。

ネットを使った広告や販促が低コストで一定の効果が期待できます。

最後の6つ目は接客方法です。

接客の良否が売上を左右することもありますので笑顔の接客を心がけましょう。

まとめ

たこ焼き屋を開業するためにはさまざま準備が必要となります。

個人店とフランチャイズ店のどちらの経営形態で開業するかの検討からまず始めることになるでしょう。

そのあとは開業資金を調達し、立地を考慮しながら物件を決めて、必要な許認可などの手続きをクリアして開業にこぎつけます。

資金があれば開業自体はだれでもできますが、開業したあとで利益を出しながら経営を続けていくことがポイントです。

たこ焼き屋で成功するためにはさまざまなコツがありますが、なんといっても食べ物屋ですので看板となるたこ焼きの味が重要となります。

他店と同じようなものではリピーターを確保することは難しいでしょうから、オリジナルの味を開発する必要があります。

たこ焼き屋を開業したい人は、自分に合った経営形態を選び、おいしいたこ焼き商品を開発することが成功のコツだということを忘れないようにしましょう。

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