独立や開業は、個人にするか法人にするかでメリットや仕組みが変わってきます。

自分がどちらの方法で起業したほうが良いのか、実際に独立開業をする前にしっかりと考えておきたいところです。

しかし、いずれにしても、起業するならしっかりとした準備をしておかなければなりません。

独立開業は決して甘い世界ではないですから、準備をせずに望んでしまうと大きな損失を生んでしまうことになります。

ここでは、これから起業する人に向けて、特に気をつけておきたい5つの点についてご紹介します。

個人にせよ法人にせよ、まずはこの記事を読んできちんと独立の準備を整えましょう。

自己資金をしっかりと準備しておく

起業には大きな費用がかかります。

種となる資金がなければ、個人でも法人でも起業することはできません。

そのため、起業する前に、いかに自己資金を蓄えておけるかが起業の成否を握っているといえます。

個人事業主として独立開業する場合、会社設立をするときと比べて費用を抑えることは可能です。

個人事業の場合は、電話一本あれば誰でも起業することができ、その手軽さが何よりのメリットとも言えます。

ただ、個人で起業する場合であっても、キャッシュフローが安定するには時間を要します。

それまでの食い扶持を確保しておくためにも、たとえ個人事業主として独立する場合であっても、しっかりと自己資金を蓄えておかなければなりません。

また、法人として会社設立する際は、定款作成や登記をするだけでも雑費がかかってきます。

法人は事業が赤字の場合でも税金がかかるため、より計画的な資金調達が欠かせません。

いずれにしても、起業を成功させるためには、まず自己資金をきちんと用意しておくことが大切です。

長期的な視野で計画を立てること

独立や開業に夢をかけることは悪いことではありません。

しかし、夢を追うことだけでなく、しっかりと現実を見て事業計画を立てることも忘れてはなりません。

独立開業にあたっては、方々でさまざまなコストがかかることになります。

しかも、事業を始めてすぐに結果が出せるわけではありません。

プランニングがあいまいであると、無駄な固定費が発生して経営が行き詰まってしまうこともあります。

楽観的な視野で事業に乗り出すのではなく、長期的な流れをしっかり読んで計画を立てるようにしましょう。

開業後にしばらく業績が上がらなくても、持ちこたえられるようにコストを抑えるなど、資金的にも長期的な計画性がカギを握ることになります。

仕事や顧客を確保しておくこと

個人や法人として起業するということは、あらゆることを自分で行わなければいけないということです。

会社に勤めているうちは、任されたことを全うしていればそれで済んだはずですが、起業してからにはそういうわけにもいかなくなります。

独立後は自分で営業して、仕事を引っ張って来なければなりません。

また、顧客を確保することも自分自身で行う必要があります。

独立すればすぐに顧客が見つかるだろう、すぐに仕事を受注できるだろうという甘い考えでは、いざ起業したときに慌てふためくことにもなりかねません。

仕事や顧客の確保は起業前にしっかりとしておくことが大切です。

独立してから仕事や顧客を探していたのでは、起業直後は全く収入が得られないということにもなってしまいかねません。

スタートアップから利益を得られる見通しができていたほうが、全くのゼロからスタートするよりも起業後の不安もより小さくて済みます。

独立してからは、どうしても時間や資金が限られてしまいます。

だからこそ、時間や資金に余裕のある起業前に、顧客や仕事を確保しておくのが鉄則なのです。

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税金についての知識を蓄えておこう

税金についての見方は個人と法人で大きく変わってきます。

たとえば、個人事業主として独立する場合、支払うべき税金は所得税という分類になります。

したがって、収入がなければ税金を支払う必要もなくなります。

一方、会社設立して法人として開業する場合は、所得税の他に会社としての法人税を支払うことになります。

そのため、赤字でも税金をしっかり納めなければなりません。

ただ、必ずしも個人よりも法人の方が税金については不利になってしまうというわけではありません。

というのも、累進課税によって所得金額が増えれば納める税金も大きくなる所得税と違って、法人税は比例課税という仕組みになっています。

そのため、所得金額が大きくなってくると、むしろ税金的には法人の方が有利になってくるといえます。

税金は事業規模によっても有利不利が変わってくるので、起業前にどのくらいの違いがあるのかをしっかりと計算しておいてください。

自社の方針をしっかりと固めておく

経営者はさまざまな場面で迅速な判断を求められることになります。

そのときに、経営者自身が慌てふためいてしまえば、うまくいくはずの事業も途中で頓挫してしまうかもしれません。

市場の厳しい環境を生き抜いていくためには、自社の方針をしっかり固めておき、不測の事態にも冷静に対応できるような心構えを持っておくことが大切です。

そのためにも、自分がこれから立ち上げる事業に対して、筋の通った強い理念をしっかりと掲げておいてください。

それはできることなら経営理念という目に見える形でまとめておきたいところです。

経営理念は自分自身の戒めにもなり、社員がいる場合は方針や目標にもなってくれるはずです。

また、経営理念がはっきりしていれば、それ自体が顧客に向けて自社の特徴をわかりやすく示すことにもつながるでしょう。

まとめ

起業は決して優しい道のりではありません。

いざ事業を始めれば、思わぬ事態に見舞われることもあるでしょう。

だからこそ、実際に独立をする前にきちんと準備を整えておくべきなのです。

準備がしっかりしていれば、さまざまな事態にも迅速に対応することができるようになります。

ここまで紹介してきた注意点をきちんと理解して独立の準備を進めていけば、それ自体がリスクマネジメントにもなってくれるはずです。

最後に、起業を成功させるためには強い意気込みが必要です。

悲観的になっては成功するものも成功しませんから、強い気持ちをもってぜひとも一歩を踏み出してみてください。

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