とんこつラーメン店を開業して独立しようと考えている人の中には、どのぐらいの資金が必要なのか、お店の特徴をどのように出せばよいかなどがわからないという人もいるでしょう。

そこで、人気のラーメンの特徴や、とんこつラーメン店を開業するために必要な資金、開業後にかかるランニングコスト、そしてとんこつラーメン店ならではの苦労などをお伝えします。

また、フランチャイズでの独立を視野に入れている人のために、主なフランチャイズシステムをご紹介します。

しっかり独立の準備をして開業を目指しましょう。

人気のとんこつラーメン店などが多数ある

茶色の濃いスープが特徴の「神田ラーメンわいず」、大きなチャーシューが人気の「ラーメンダイニング絆」、寸胴2つでとんこつスープを作ることが特徴の「らーめんバリ男」、長蛇の列が絶えない「ぜんや」などは大人気のとんこつなどのラーメン店です。

東京に九州とんこつラーメンの名を知らしめブームの火付け役になった「なんでんかんでん」は閉店してしまいましたが、油そばもおいしい「音麺酒家楽々」、ねぎみそが有名な「ラーメン丸仙」、麺とスープのバランスに特徴がある「家系ラーメン」などもおいしいラーメン店だと定評があります。

とんこつラーメン店特有の悩み

とんこつラーメン店を開業するにあたっては、とんこつラーメン店ならではの苦労があることを覚悟しておくことが求められます。

主な苦労はとんこつスープを作ることに関連したものです。

とんこつスープを作るためには大量のとんこつの仕入れが欠かせませんので、多額の仕入れ代金が必要となります。

また、だしを取り終わったらそのとんこつを廃棄することになるため処理費用もかかります。

さらに、長時間煮込みますのでスープのにおいが常に充満するなかで働く、ガス代が高くなるといった苦労もあるでしょう。

とんこつラーメン店開業のために必要な資金

苦労はあってもとんこつラーメン店を開業したいという人は、まず開業資金を確保する必要があります。

スケルトン物件を手に入れて内装工事をして開業を目指す場合は少なくとも500万円、通常は1,000万円程度必要だといわれています。

1,000万円のうち主なものは内装300万円、外装100万円、厨房200万円、物件敷金150万円前後といったところです。

これに空調代や備品などのコストが加わります。

ただし、前の店舗の外装や内装をそのまま使い居抜き物件で開業する場合は新たな内装工事や設備購入の必要がなくなるため、100万円程度から開業できる可能性もあります。

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とんこつラーメン店の収入やランニングコスト

収入は立地や店舗の広さによって変わりますが、一般的なラーメン店であれば1日50人程度の来店を目指し、100人いけば大成功だといわれています。

客単価800円とすると、1日50人で4万円、週休1日25日程度の営業として1ヶ月で約100万円の売上となります。

一方、家賃や光熱費についてですが、10坪程度の一般的なラーメン店であれば坪単価1万円として家賃10万円、1人で運営すれば人件費ゼロ、水道代約5万円、電気代5万円前後、ガス代8万円程度さらにごみ処理などで5万円ぐらいといわれています。

これに麺やスープなどの仕入れ原価が加わります。

ただし、とんこつの場合はガス代やごみ処理代がもっとかかり、ガス代は20万円を超えることもあるといわれています。

これらの費用を合算すると53万円。

仕入原価を3割の約33万円で計算すると、総費用で約86万円。

売上から費用を引くと約14万円が収入ということになりますので、売上アップとコストダウンの両方を考える必要があるでしょう。

フランチャイズのとんこつラーメン店

とんこつラーメン店を開業する方法としてはフランチャイズを活用する方法もあります。

さまざまなフランチャイズがありますが、主な5つをご紹介します。

1つ目は味千ラーメンです。

30年以上の歴史を持つフランチャイズシステムで世界展開もしています。

2つ目はらーめん亀王で、創業当時からあっさりコクのあるスープと自家製麺、チャーシューが特徴です。

3つ目は博多三氣です。

福岡県産ラー麦を使用したあっさりとんこつラーメン店です。

4つ目は希望軒で、行列ができる店として有名です。

最後は味の蔵で、本場博多の有名店がルーツのフランチャイズシステムです。

まとめ

とんこつラーメン店を開業する場合、ほかのタイプのラーメン店と比較すると、スープの仕込みが体力的に大変なだけでなくコストの面でも大きな負担が発生します。

しかし、その分だけ、特徴のある味で顧客をがっちりつかめる可能性も広がります。

開業資金が十分確保できる場合はスケルトン物件、資金があまり確保できない場合は居抜き物件を探して開業するとよいでしょう。

収入見込みやランニングコストの試算もしっかり行い、万全の準備をして開業に臨みましょう。

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